2009年4月12日

ロス・アヴァージョン

最近、loss aversionのことが気になっている。

別に行動経済学とか神経経済学とか学問的な視点からではない。
もっとリアルワールドでの視点から。

頭の良い人の中に、loss aversionを意識してかどうかよくわからないけど、超人的ともいえるくらい合理的な決断をしてリスクを最小限に抑えようとする人がいてはる。

それはそれですごいなぁとは思うし、僕にはそんなことはとてもできないのだけれども、あまりにも計画的な決断で、確かにその決断をした人にとってはおそらく最高な決断のように見えるし、合理性を優先するなら(できるなら)、僕も同じ選択をする(したい)気はする。

しかし、社会という点で見ると果たしてどうなのか?と疑問に思う。

もちろん、資産運用でx%減ったら機械的に売る、みたいなloss aversionを意識した「損切り」は良い戦略なんだろうなぁとは思う。が、別の文脈、例えば社会という文脈でlossを意図的に回避する戦略は、単に自己中で無責任な選択になるケースもある。

結果として、そういう選択をする人は、いくら頭が良くても、社会性・協調性という意味でかなり能力は低いのではないか、という気すらする。

もちろん、グループとしてのリスクを抑えた方が良いケースもある。けど、あまりにも自分自身のlossだけしか考慮にいれていない選択は、結果的にその人の信用を失う以外何物でもない。

社会生活では「責任」が伴うぞ。

これは自分自身によく言い聞かせたい。

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